皆さま、寒くなりましたね。
今年も残りわずかですが、いかがだったでしょうか?
今回は生ゴミ堆肥です。
農園でも、野菜クズ堆肥を作っています。
野菜クズが堆肥になるのを不思議に思われている利用者様の声も時々耳にします。
農園とは少しやり方が違いますが、参考にしていただければと思います。
◎材料
生ゴミ、土、米ぬか、燻炭
◎一次発酵(嫌気発酵)
生ゴミは細かく切ります。
骨や殻などは分解に時間がかかるので入れないでおきます。
魚や肉などもニオイの元になるのでいれないでおきます。
卵の殻は最終的に残りますが、気にならなければ入れても大丈夫です。

ゆず湯をした時のゆずが入っていますね。
種子は堆肥化しても芽が出てきますがその時取り除けば大丈夫です。
次は、土の入れた容器に生ごみを投入します。

土は使用済みのふるった土の細かいカス(微塵)を再利用しています。
なければ腐葉土でも代用できます。
次は、米ぬかを入れてかるく混ぜます。

次に土を被せます。

この工程を繰り返して容器の八分目まで入れます。
ここまでが一次発酵です。

ローテーションのために何個か用意しています。
◎二次発酵(好気発酵)
一次発酵で貯まったものを、混ぜやすい容器に移します。

生ゴミはまだ原型をとどめていますね。
銀杏の果肉やミカンの皮などが入っています。
この時点でヨーグルトみたいな酸っぱいニオイがします。
次に米ぬかを入れます。

ガーデンスコップ二杯くらい入れます。
冬場は虫たちが活動しないので、微生物が頼りになります。
米ぬかは微生物のエネルギー源になるので、冬場は多めに入れています。
次に、燻炭を入れます。

一握りくらいでしょうか。
燻炭は微生物の住処になりますし、生ゴミのニオイ消しの効果もあります。
次は、よく混ぜ合わせます。

生ゴミに米ぬかがまぶさる感じになります。
次に穴を開けた容器に移します。

底面に数か所ドリルで穴を開けています。

側面の下の方にも穴を開けています。
発酵の際に出る水分を逃がすためのものです。
水分が多すぎると腐敗の原因になります。

移したら、真ん中に穴をあけます。
二次発酵には空気が必要になるので、空気の通りを良くするため穴をあけます。

嫌な虫が入らないよう不織布を被せます。
空気の通りが大事ですので、ビニールはダメです。

水分の切れと通気を良くするため、レンガ等で底上げしています。
次に、簡易的な防寒対策をします。

雨よけ、防寒、ニオイ対策として、簡易的なビニール温室を被せます。
あとは1週間に一度混ぜ合わせて戻すを繰り返します。
発酵中は発熱します。
今回、発酵途中の写真がないので、後日アップできればと思っています。
◎完成


発熱がおさまり、ニオイがなくなり、生ゴミの原型がなくなれば完成です。

使いやすいようにふるいました。
ふるった粗い残りは畑に入れてます。

このあと、土を配合してポット苗を作るときに使ってます。
◎ご注意
生ゴミを堆肥化する際どうしてもニオイの問題があります。
ご近所トラブルに発展しますので、くれぐれもご注意ください。
ご自宅などでする場合はニオイ対策等をしてからの実施がよいです。
以上が生ゴミ堆肥の工程になります。
農園では時々混ぜたりはしていませんが、代わりに虫たちが野菜クズを食べて分解したり
中を這いずり回ることで空気が循環し、堆肥が出来上がります。
私の区画ではこの野菜クズ堆肥だけいれて野菜を育てていますが、
毎年立派なダイコンが収穫できます。
今年は田辺大根の品評会にも出品する予定ですので、次回のブログもお楽しみに!
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいね~
筆者 Y・S
