土塔町農園の野菜くず置場
ほぼ1年で写真のように2m×4mの置場がほぼいっぱいになります。
各農園でも、畑から出てきた野菜くずを堆肥にした上で畑に戻しています。
土塔町農園では、野菜くず置場の上に屋根を設置しています。
雨や太陽光にさらされないので、堆肥にするには切返しの作業など
人的努力が必要となります。
より早く良好な堆肥にするために、農園の利用者さんにもご協力いただいています。
写真看板のとおり、堅い茎などは細かく切ってから野菜くず置場に捨てていただいています。
出来るだけ細かくすることによって、より早く良好な堆肥ができるんですよ。
堆肥完成後の写真です。体積が半分ぐらいになりました。
堆肥化の期間は、10月~6月の約8ヶ月。
投入物は、水、米ぬか、鶏ふん、ラクトヒロックス(発酵促進剤)です。
何よりも大変で重要なのは、切返しの作業。
酸素を多く取り入れるため、2~4週間に一度、フォークを使って切返しています。
いかがですか?
きめの細かい堆肥ができ上がりました。
人件費を考えれば、ゴミに出した方がよほど安くつくのですが・・・。
いやいや、そこはファーマー精神!
畑から出てきた有機物は畑に戻してやる!
昔の農家さんもこうやって土を肥やしてきたのではないでしょうか?
堆肥完成後は農園の利用者さんにご利用いただいています。
(もちろん無料です)